説得力ありすぎる、飲酒運転撲滅のためのアイデア
REFLECTION FROM INSIDE
【INFORMATION】
クライアント :WE SAVE LIVES(飲酒運転根絶を目指す団体)
商材・サービス:啓蒙活動
実施時期 :2016/03-
実施国 :アメリカ合衆国
【BACK GROUND】
アメリカでは年間に1万人もの人が飲酒運転に巻き込まれて死亡している。
注意を呼び掛けているが、件数は一向に減らない。
【MISSION】
心が突き動かされるアプローチにより、飲酒運転をやめさせる。
【IDEA】
飲酒運転は世界中で深刻な課題となっているが・・・
お酒を飲んじゃったら楽しくて皆そんなこと忘れちゃう。
しかしアメリカが行ったある施策では、たとえお酒が楽しくても、
飲酒運転を考えざるをえない状況に・・・・
ロサンゼルスにあるバーの
トイレに来た客と、
フロリダにある刑務所の
飲酒運転によって逮捕された囚人を
対面させる。
鏡がディスプレイに取り換えられており、
流れるのは事前に録画された動画によるメッセージなのだが、
バーの客は真剣に話を聞いた。
【RESULT】
飲酒運転の件数に関する情報はなし。
YouTubeでは2か月間で 6,119,484 回PVを記録。
【OPINION】
good point
楽しくお酒を飲んで気持ちよくトイレに来た人に、
飲酒運転によって逮捕された囚人という「これ以上ないアラート」を
突き付けている構造が素晴らしい!
bad point
影響を与えられるパイがあまりにも小さすぎる。
トイレに行ったときに囚人が現れる「インパクトの大きさ」がミソなので、
動画を見ただけの人には影響がないと思う。