お酒を飲みすぎると応援できない!? サッカー観戦のモラルを呼びかけるための特製ブブゼラ
サッカー観戦とお酒はワンセット!
クラブチームや大会のスポンサーに目を向けてみても、
CarlsbergやHeinekenなどビールブランドが見受けられる。
ただビールメーカー側にもジレンマがあって・・・
【INFORMATION】
クライアント:Carlsberg
商材 :ビール
実施時期 :2016/07-
実施国 :フランス
【BACK GROUND】
EURO2016のオフィシャルビールスポンサーであるCarlsbergは、
過度の飲酒をしながらのサッカー観戦に、危機感を抱いていた。
しかし自社商材を批判的に扱うこともできない・・
Carlsbergはそんなジレンマに陥っていた。
【MISSION】
適度なお酒の量でのサッカー観戦を、チャーミングに勧告すること。
【EXECUTION】
お酒は楽しいサッカー観戦の、絶好のお供!
ただあまりに盛り上がり過ぎて、周りに迷惑をかけてしまうことも。
EURO2016のオフィシャルビールスポンサーであるCarlsbergは、
この事実に危機感を抱いていた。
しかし、頭ごなしに注意するのはブランドの文脈に合わない。
Carlsbergは、楽しく伝えることを求められていた!
そこで考えられたのが・・・
"The Breathalyzela"
「Breathalyzer:飲酒検知器」+「vuvuzela:ブブゼラ」
ブブゼラと言えば、南アフリカで開催されたワールドカップで注目を浴びた。
サッカー観戦における応援グッズとして、広く認知されている。
ただ今回のブブゼラ、ちょっと変わっている。
アルコール探知機が搭載されていて、一定以上のアルコールが検知されると、
音がならない仕組みになっている。
今飲んだお酒の量でブブゼラが鳴るのか鳴らないのか。
友人同士でゲーム感覚で確認することができる。
サッカーを観る時は適度なお酒の量で、楽しみましょう!
【RESULT】
数値データなし
【OPINION】
good point
過度な飲酒の注意喚起というwhat to sayに対して、
ブブゼラというhow to sayを持ってきた点がおもしろい!
ターゲットが喜んで手にして、試してくれるでしょう。
bad point
体験型キャンペーンの中でも、画面の向こうには波及しないものとなっている。
動画を見た人はおもしろいなぁ止まりで、実際の行動には影響しなさそう。