"涙"が笑顔をつくりだす!絆創膏メーカーが行った心温まるアプローチ
子供にケガはつきものです。
でも泣きじゃくっている様子を見ると、
少し心が痛みますよね。
今回、絆創膏メーカーが行った施策では、
その泣き顔を笑顔に変えてしまいました。
【INFORMATION】
クライアント:Hansaplast
商材 :絆創膏
実施時期 :2016/08-
実施国 :ベルギー
【BACK GROUND】
これはあくまで仮説なのですが…
絆創膏市場のシェアは、
ジョンソン&ジョンソンのBAND-AIDが大半を占めているため、
他のブランドは常に差別化する要素を探している。
その中で情緒的に訴えかけていくコミュニケーションをすることも、
そのための一手だと考えられます。
【MISSION】
絆創膏の価値理解を促進させること。
【EXECUTION】
子供にとって「外で遊ぶこと」は成長のためのエッセンスです。
その中で、ケガはつきものです。
Hansaplastは涙を笑顔に変えるため・・・
絆創膏を貼ってあげると共に、あるサプライズを提供しました。
子供たちの涙を取り、
その涙をもとに、
彼らがケガをしてしまった時の様子を表した、
ファンタジックな絵をその場で描いてあげました。
自分の涙をもとに描かれる素敵な絵に、
子供たちの顔には笑みが浮かびます。
「ボクはクモ。自分の巣から落ちちゃったんだ。」
「ワタシは雲を掴もうとしてたんだ」
最後のHansaplastからのメッセージは、"Play free"
「外で遊ぶ時のケガなんてつきものだから、めいっぱい遊んでね」
といったところでしょうか。
【RESULT】
数値データなし
【OPINION】
good point
「子供の涙を笑顔に変える」というコンセプトが素敵です。
また、ただ単に絵を描いてあげるのではなく、
自分の涙から作られているという事実が、
子供たちにとっては印象に残る体験になると思います。
bad point
「笑顔に変える」ということが、素敵であると同時に、
絆創膏の機能からは少し離れている気が…
また少量の涙と短時間でこんな絵が描けるのか、
という自分の人としての黒い部分がうがった見方をしてしまいます。