ゲーム大好きな若者が家事をするように?? SAMSUNGが手掛けた一風変わったコインランドリー
本日ご紹介する事例は正直、良い事例とは言えません。
たまには良く分からない事例を、きちんと検証することも大事かと思いまして。
取り上げるのは、デジタルデバイスによってあらゆる課題を解決しよう、
という活動が盛んなSAMSUNGによる事例です。
【INFORMATION】
クライアント:SAMSUNG
商材 :電子機器
実施時期 :2016/06-
実施国 :スウェーデン
【BACK GROUND】
今の10代は時間さえあればスマホ、パソコン、ゲーム・・・
家事を手伝う文化がすっかり廃れてしまった。
【MISSION】
10代の若者に家事を手伝わせること。
【EXECUTION】
デジタルデバイスにべったりな若者に、どうすれば家事を手伝ってもらえるか?
SAMSUNGが考えたのが・・・
LANdry
(コインランドリーと、コンピュータネットワークを指すLANの造語)
コインランドリーの中にパソコンを設置し、
洗濯機が回っている間だけ、オンラインゲームが遊べるという仕組み。
長蛇の行列ができ、多くの若者が家事を手伝うきっかけを作り出した。
【RESULT】
数値データなし
【OPINION】
bad point
・家でもプレイできるパソコンゲームを、
わざわざランドリーでするベネフィットが分からない。
・洗濯物だけが家事ではない。家事をするようになった、は言い過ぎ。
・ランドリーの一般利用者が阻まれる構造となってしまっている。
ゲームができる施設(日本にはあまりない)に洗濯機を置いて、
プレイ料金無料の方がしっくりくる。
・穴だらけの取り組みなのに、いい話風な動画がイラっとする。