現実世界にポケモンが!? 保険会社による、ながら運転啓発キャンペーン
日本発のコンテンツ「ポケモン」が今、世界を席巻しています。
とても誇らしいことですが、"位置情報を使う"という特徴的なゲームシステムが故に、
ながらスマホやながら運転といったことが問題になっています。
こうした事故が多発すると、黙っていないのが保険業界。
今回はある保険会社による、チャーミングな啓発活動をご紹介します。
【INFORMATION】
クライアント:Esurance
商材 :保険業
実施時期 :2016/08-
実施国 :アメリカ
【BACK GROUND】
位置情報を利用する"ポケモンGO"の流行により、
ながら運転による事故が増えている。
【MISSION】
ながら運転の危険性を伝えること。
【EXECUTION】
ポケモンGOが世界的な人気を博している昨今。
同ゲームは位置情報を利用するため、
"移動"し続ける運転手による事故が増加していた。
そこで保険会社のEsuranceが行った施策が…
疑似事故現場
しかし、現場に遭遇した人は何だか不思議な表情。
よく見ると…
なんかいる。
そして近くにはこんなメッセージが。
「賢い人は、運転しながら捕まえない」
- esurance
「ポケモンGO」を表していると理解した人たちは、とっさに写真を撮り出す。
多くの人に、「ポケモンGOながら運転」の危険性を認識させました。
【RESULT】
数値データなし
【OPINION】
good point
「ポケモンGO」のゲーム特性を体現したアウトプットが魅力的です。
へんてこなモンスターを設置することにより、
言葉にせず「ポケモンGO」であることを伝えている点がおもしろい!
bad point
正直目立った欠点はありません。
この取り組みによって行動まで繋がるのかと言われれば微妙ですが、
今回の目的はあくまでメッセージ発信による啓発だと思います。
十二分に魅力的な発信手法ではないでしょうか。