お堅い金融取引がマジックショーに!? 両替サービスの特性を伝えるための、ミラクルな取り組み
銀行での取引って、すごく業務的で味気ないですよね。
息が詰まる雰囲気ですし・・・
しかし、今日ご紹介する事例は、
銀行によるなんともおちゃめな取り組みとなっています。
【INFORMATION】
クライアント:Post Office
商材 :銀行
実施時期 :2016/06/06
実施国 :イギリス
【BACK GROUND】
多くの人が両替を行う夏のバケーションシーズンに、
Post Officeを利用してもらいたい。
【MISSION】
Post Officeでは手軽に、スピーディに両替を行えることを伝えること。
【EXECUTION】
ロンドンにある何の変哲もない、銀行の外貨両替コーナー。
普段通りに両替を頼もうとすると・・・
一瞬にして20ユーロ紙幣が2枚の10ユーロ紙幣に!!
カードは一瞬にして現金に!
思わぬ光景に利用客はびっくり!
スタッフに見える彼らは、実はプロのマジシャンだったのです。
これによってPost Officeが伝えたかったことは、
So easy, it's magic.
「あまりにらくちんで、魔法みたい」
【OPINION】
good point
「魔法のような手軽さ」というコンセプトの発見、
そして実際に魔法(マジック)を施策の真ん中におく、
おちゃめさが素敵な事例です。
何気ない日常にこうしたサプライズがあると、
体験した人の記憶に残ると思います。
bad point
銀行というのは、信用が大切なサービスです。
そのスタッフを関係のないマジシャンにすり替えることは、
銀行としての信頼、安心感を失うリスクがあると思います。