牛乳ブランドが行った、骨折した子供に元気を与えるキャンペーン
【INFORMATION】
クライアント:Anchor
商材 :牛乳
実施時期 :2016/06
実施国 :ニュージーランド
【BACK GROUND】
ニュージーランドでは1日に59人もの子供が腕を骨折していた。
【MISSION】
牛乳を取り扱うブランドとして、骨の治癒を応援、サポートすること。
【EXECUTION】
子供の怪我が多いニュージーランド
その中でも最も多い「腕の骨折」に対して、
牛乳のブランドであるAnchorが、子供達を応援するために行った施策が・・・
"X-RAY CASTS"
- X線ギプス -
WEBサイトから自分のレントゲン写真、または常設のものをアップロードする。
すると24時間以内にレントゲン写真が届き、
ギプスに貼り付けることができる。
これによりどんな効果があるかというと、
裏面にバーコードが付いており、
スーパーマーケットのバーコードリーダーに読み取らせると、
無料でAnchor Milkを手に入れることができる。
(ちなみに期間は、骨が完治するまで!)
SNSに多くの写真が投稿され、子供たちは楽しげな表情であった。
【RESULT】
腕を骨折した子供の、63%が登録した。
【OPINION】
good point
骨折するような子供は、元気満点に違いありません。
そんな子が療養中に動き回れなくなると、当然元気もなくなってしまいます。
そこでいかにも子供が「かっこいい!」と思いそうなレントゲン写真を
ギプスにつけると喜びますし、
スーパーで無料で牛乳をもらえると、誇らしげに感じるでしょう。
元気がなくなりがちな療養期間に、楽しみを与えた点が素晴らしい!
また、牛乳があまり好きでない子にも、そのハードルを越えさせる機会となり、
結果的に骨が早く治る、という副次効果も期待できます!
bad point
このシールに憧れた子供が、わざと骨折するようなことでもあったら・・・